「月10万円を副業で稼ぐのは難しい?」
「稼ぎやすい副業の種類はどれ?」
本業収入だけでは物足りなさを感じる人の中には、副業を始めて収入アップを狙いたい人も多いでしょう。
ところが、副業経験が全くないと何の仕事をすれば良いかで迷うはず。
そこでこの記事では、月10万円を稼げるおすすめ副業5選や副業で稼げる人の特徴、副業で月10万円稼いだ場合の税金事情について解説していきます。
10万円稼ぐための具体例も紹介するので、副業を始めたい人はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 10万円稼ぐのにおすすめの副業5選
- 副業で毎月10万円稼ぐ人の特徴
- 副業で10万円稼ぐための具体例
- 副業で10万円稼ぐ人の税金事情
副業で毎月10万円稼ぐことは難易度的にもそこまで難しくない
結論を述べると、副業で毎月10万円稼ぐことは難しいことではありません。
まずは、副業で稼いでいる人の割合はどのくらいなのか、データを紹介します。
副業で月10万円以上を稼いでいる人の割合は全体の15.9%
転職サービス大手の「doda」が2022年8月に社会人15,000人に対して行った調査によると、副業をしている人の割合は8.2%です。
そのうち、月10万円以上稼いでいる人の割合は15.9%でした。
また、副業の平均月収は全体で51,218円で、年代別では40代以上が65,284円と年代が上がるに連れて高くなっています。
引用:doda
このデータだけを見ると、副業で10万円稼ぐことは難易度が高そうに感じるでしょう。
しかし、副業をしている人全員が10万円以上を目指しているとは限りません。
月に数万円だけ稼げれば良いと考えている人は必要以上に副業に時間を充てないでしょうから、本気で月10万円以上を目指す人だけの割合はもっと高いと推測できます。
効率よく稼げる副業を選べば毎月10万は十分に可能
副業で10万円以上稼いでいる人は一定数いることは理解できたでしょうが、自分自身のスキルや性格に合わない副業を選ぶと、毎月10万円稼ぐことは難しくなります。
自分にはどのような副業が向いているかを理解して、効率よく稼げる副業ジャンルを選ぶことが副業で月10万円稼ぐためのコツと言えるでしょう。
毎月10万円以上の収入をめざせるおすすめの副業5選
副業で毎月10万円以上を稼ぐには、どんな副業にトライするかが大切です。
ここからは、月10万円以上を目指しやすいおすすめの副業を5つ紹介します。
なお、損失リスクのある投資系(株式・FX・仮想通貨など)は除外しています。
おすすめ①:フードデリバリー(Uber Eatsなど)
コロナ禍のUber Eatsの普及により、副業としてフードデリバリーを行う人も増えました。
自転車やバイクを使い注文の品を配達先まで届けるだけなので、スキルなしですぐに始めることができます。
また、アルバイトと違いシフト制ではないため、本業が終わった後の1時間だけ、休日の午前中だけなど、時間の融通を効かせやすいのも特徴です。
働いた分は確実にお金が入ってくるため、すぐにお金を必要とする人にも向いています。
メリット |
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デメリット |
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おすすめ②:クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態のことです。
わかりやすく言うなら「仕事を依頼したい人・企業」と「仕事が欲しい人」のマッチングサービスのようなもの。
代表的なクラウドソーシングサービスは、以下の2つがあります。
- クラウドワークス
- ランサーズ
これらのサイト内には仕事を依頼したい人・企業が定期的に募集をかけていて、条件に合うものがあれば応募してマッチすれば仕事受注となります。
クラウドソーシングを通じた仕事では、以下のようなWeb系の仕事が多いのが特徴です。
- Webライティング
- Webデザイン
- プログラミング
- 動画編集
本業がWeb系の方々などは、自らのスキルを活かせるので副業としても稼ぎやすいでしょう。
メリット |
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おすすめ③:ブログ運営
ブログ運営は、自らがサイトを立ち上げてブログを執筆してアフィリエイト収入を狙う副業です。
ブログ内のアフィリエイトを経由して商品・サービスの購入があると、一定の報酬が入る仕組みになっています。
ブログが軌道に乗るまではある程度の時間がかかることが一般的なので、すぐに稼ぎたい人には不向きです。
しかし、一旦ブログが軌道に乗ってしまえば、本業以上に稼ぐことも夢ではありません。
また、人気ブログとして定着すれば、ブログ更新が途絶えても一定の収入を見込むことができるでしょう。
メリット |
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デメリット |
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おすすめ④:せどり
せどりは、商品を安く仕入れて高く売ることで差額の利益を得る副業です。
ネットオークションで安く仕入れた商品を、Amazonにて適切な価格で販売することなどが良い例です。
せどりは仕入れ以外の初期費用はほぼないため、初期費用が少ない人でも始めやすいのが特徴。
また、販売価格の相場を調べてから仕入れるかを判断するのが基本なので、損失リスクも抑えられます。
一方で、スキルを必要としないため競合が多い点には要注意です。
ただし、どのようなジャンルの副業をするにせよ競合があることは変わらないので、せどりに限ったデメリットとは言えません。
メリット |
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デメリット |
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おすすめ⑤:動画作成・配信
動画作成・配信は、YouTubeなどの動画配信サービスに動画を投稿して、広告収益などを得る副業です。
ブログ運営と同様で軌道に乗れば本業を遥かに超える収入も期待できますが、競合も多いため人気が出るまでに時間がかかるのが一般的。
それどころか、人気が出ないまま終わってしまう可能性もあるでしょう。
また、人気が出た場合でもアンチが生まれることもあり、精神的に不健康となるリスクもあります。
それでも、配信者として人気が出れば広告収益以外にも
- 視聴者からの投げ銭
- 企業からの案件
- グッズ販売
などで利益を上げることができます。
さらに社会的な認知度も高まるため、承認欲求を満たすこともできるかもしれません。
メリット |
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デメリット |
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副業で毎月10万円以上稼げている人の3つの特徴
副業で毎月10万円以上を稼ぐ人には、以下3つの共通点があります。
- 最初は稼げなくても諦めずにコツコツとやり続ける
- スケジュール管理が上手い
- 行動スピードが早い
それぞれの詳細を解説していきます。
最初は稼げなくても諦めずにコツコツとやり続ける
ブログ運営や動画配信など必ずしも収入が約束されない副業については、諦めずにやり続けることが大切です。
人はすぐに結果を求めてしまいがちですが、すぐに結果を出せるビジネスは中々ありません。
「挑戦→失敗を改善して再挑戦…」のサイクルを繰り返すことで、収入を得るためのコツを見つけられるでしょう。
なお、根気よくやり続けるためにはモチベーションを保つことが何よりも重要。
チームを組んで動画配信を行ったり、SNSで副業仲間を見つけたりなど、仲間を見つけることでモチベーションも保ちやすくなるはずです。
スケジュール管理が上手い
本業がある以上、副業で稼げる時間は限られてしまいます。
やるべきことをしっかりと把握して、綿密なスケジュールを立てて行動することが大切です。
逆にスケジュール管理ができないと何をして良いかわからず、結果的に何もせずダラダラすることにもなりかねません。
現在では、スケジュール管理が簡単にできるスマホアプリなども多数開発されています。
便利なものはどんどん活用して、稼ぐまでのプロセスを効率良くこなしていきましょう。
注意点として、副業で稼ぐことばっかりを考えて睡眠時間を削るなど、本業が疎かになることは避けてください。
行動スピードが早い
副業に限った話ではないですが、ビジネスで成功している人の多くは行動までのスピードが早いです。
副業を始めるまでのスピードも早い方が良いので、この記事を読んで副業に興味が出てきた人は実際に行動に起こしてみましょう。
また、副業を始めるまでの行動スピードだけでなく、副業で関わる人・企業への対応も早い方が有利です。
例えば、クラウドソーシングで依頼を受けた際に
- 連絡・報告が早い
- 納品が早い
など、何事においても早い方が信頼されやすくなるはずです。
信頼されれば良い関係性を築くことができ、安定した副業収入にもつながるでしょう。
実際に副業で毎月10万円稼げるようになるまでの具体例
ここからは、実際に副業で月10万円を稼ぐための具体的なステップについて紹介します。
ブログ運営や動画配信で稼げるかは人気の出方によっても異なるので、ここではWebライターとしてクラウドソーシングを活用して稼ぐ方法をピックアップしました。
ステップ①:PCを購入してクラウドソーシングに登録
まずは、Webライターとして作業するためのPCを購入しましょう。
既に持っている人なら新たに購入する必要はありません。
購入するPCのスペックですが、Webライターの場合ならハイスペック品は不要です。
ただし、どこでも仕事できる環境を確保するために、デスクトップではなくノートパソコンを選んだ方が良いでしょう。
PC購入後は、クラウドソーシングサービスに登録してください。
まずは大手のクラウドワークスとランサーズに登録することをおすすめします。
ステップ②:単価の低い案件に応募|依頼の流れの把握と経験値アップ
クラウドソーシングサービスに登録し、プロフィール入力など最低限の設定を済ませたら仕事に応募しましょう。
Webライティングの経験が一切ない人は、低単価の案件に応募すると良いでしょう。
低単価の案件なら高いスキルを求められにくいので、初心者にも依頼が回ってきやすいです。
なお、Webライターの低単価案件の目安は1文字あたり0.5円ほどです。
これより低い単価は、初心者とはいえ割に合わないので避けましょう。
低単価案件を複数回こなせばクラウドソーシングを通じた仕事の流れがわかり、Webライターとしての実績を作れます。
ステップ③:高単価案件に応募
低単価案件だけでは月10万円を稼ぐのは難しいので、高単価案件にも応募していきましょう。
最低でも1文字あたり1円以上、できれば1文字あたり1.5〜2円を狙ってみてください。
高単価案件に採用されれば、収入がグンと伸びることを実感するはずです。
加えて、低単価案件よりも求められる仕事の質が上がるので、Webライターとしてのスキルもアップするでしょう。
ステップ④:高単価案件で継続依頼をもらう
安定収入を得るためには、高単価案件で継続依頼をもらうことが大切です。
仮に文字単価2円で月10万円を得るには5万文字を書かなくてはいけません。
10万円÷文字単価2円=5万文字
単発で終了する案件だけで毎月このノルマを達成するのは難しいので、継続前提の案件にも応募してみましょう。
例えば、文字単価2円で5,000文字の記事を10記事依頼されれば、それだけで10万円を稼げます。
もちろん、継続依頼を受けるためには、依頼する側に「この人にまた頼みたい」と思わせることが大切。
質の高い記事の作成や小まめな連絡などを行い、依頼する人・企業との信頼関係を築いてください。
副業収入が毎月10万円ある人の税金事情
副業で毎月10万円ほど収入を得ている場合は、税金についても知っておかなければなりません。
ここからは副業収入と税金の関係について解説します。
毎月10万円以上の副収入がある人は確定申告が必須
副業収入が毎月10万円以上ある人は、確定申告をしなければならないことが多いです。
正確には「会社員で本業以外の所得が年間20万円ある」場合は確定申告が必須になります。
副業で月平均10万円の収入は、年間では120万円の収入です。
しかし確定申告は所得ベースでの計算となり、収入ベースでは確定申告が必要かを判断できません。
所得=収入−経費
なので、この金額が年間20万円を超えた場合に確定申告を行いましょう。
具体的にどのような出費が経費と認められるかは副業の種類にもよるので一概には決められません。
ブログ運営のためのPC代など、副業収入を得るのに直接かかった費用は経費に認められやすいですが、詳しくない場合は税理士に相談することをおすすめします。
まとめ
今回は副業で10万円を稼ぐ方法について解説してきました。
改めてまとめると、以下の通りです。
- 副業で月10万円稼ぐ人の割合は15.9%
- 月10万円稼ぐためのおすすめ副業はフードデリバリー・クラウドソーシング・ブログ運営・せどり・動画配信
- 副業で稼ぐためには「継続性」「スケジュール管理」「行動スピード」が重要
- 副業で月10万円稼いだ場合は税金のことも頭に入れておく
副業で月10万円稼ぐことは決して難しいことではありません。
しかし、闇雲に副業を始めても成果は出にくいので、自分に何ができるかをよく考えて、自分の性格やスキルに合った副業を選択しましょう。
また副業で最短で月10万円を目指すのであれば、すでに成功している人のノウハウを教材としてマナブのが最も近道です。
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